単発で働けるイベントナースの仕事

ナースの働く場所といえば、病院やクリニックが挙げられますが、ライブやスポーツ大会等のイベント会場の仕事もあります。こうしたイベント会場で働くナースのことを、イベントナースと呼びます。ここでは、一般的にはあまり知られていないイベントナースの仕事内容や重要性について具体的に説明していきましょう!

イベントナースは、コンサートやスポーツ大会、アーティストのライブ、夏祭りといった地域のイベントなど、たくさんの人が集まる場所で、急に体調が悪くなった人やけがをした人の処置を行います。処置といっても病院のように治療をするわけではなく、症状の変化によって、応急処置が必要か病院の診察や検査をすすめるといった見極めを行うのがイベントナースの役割になります。病院と違うところは、医師と一緒に症状を観察することが出来ず、看護師のみで対処しなければならないので、医学的知識や判断力・コミュニケーション能力が必要となってくる点です。

イベントナースは、病院やクリニック勤務と違い、正規雇用ではなくアルバイトや派遣が中心なので、給料は時給制となります。イベント開催時だけ働くので、単発のアルバイトと考えましょう。ですので、イベントナースの多くは普段医療機関や介護施設に勤めており、その傍ら時間があれば副業として働いているケースがほとんどです。

給料については、時給1000円~1500円と言われており、開催するイベントによってはより高時給が支払われることもあります。しかし、単発の仕事はフルタイムで働けない主婦ナースにとっては魅力的であり、本業のスキルをそのまま活かせるというメリットがあります。